令和2年度安曇野赤十字病院 病院指標 | 長野県安曇野市 安曇野赤十字病院

長野県安曇野市豊科5685番地

令和2年度安曇野赤十字病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数8553561102303435231,0951,127588

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

60:消化器科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術832.232.660.00%67.81 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし5023.8420.5110.00%85.38 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし4015.6513.000.00%81.35 
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし389.299.530.00%82.34 
060190xx99x0xx虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし288.118.833.57%72.71 

内視鏡的大腸ポリープ粘膜切除の当院の治療について
主に大腸ポリープに関しては、まず大腸内視鏡、色素内視鏡、NBI併用拡大内視鏡による内視鏡診断により、腫瘍性ポリープか、それ以外のポリープかの診断を行っています。腫瘍性ポリープの場合はその異型度まで診断しており、異型が強いと予測される病変については断端の扱いに注意して治療を選択しております。非腫瘍性ポリープは治療せず経過観察することがほとんどです。腫瘍性ポリープの場合は、10㎜以下であれば熱凝固を伴わないポリープ切除(CSP:Cold snear polypectomy)をその場で行い帰宅して頂いております。10㎜以上の場合はポリープ基部にボスミン加生理食塩水を局注して周辺粘膜を含めて切除する粘膜切除(EMR:Endoscopic mucosal resection)を行っています。病変の大きさなどにより入院する場合と帰宅する場合があります。側方伸展腫瘍(LST:Lateral spreading mucosal resection)は内視鏡的粘膜下剥離術(ESD:Endoscopic submucosal Dissection)を行うため5-7日の入院を要します。切除後の標本は回収してきれいに広げて病理診断を行い、病理組織診断により経過観察機関などを決定しております。

胆膵内視鏡領域では、主に総胆管結石性胆管炎、胆管癌、膵癌に対する内視鏡的逆行性膵胆管造影検査や超音波内視鏡検査が主な内容となっています。主な処置内容としては、乳頭切開術やバルーン拡張術、結石除去術、各種胆道ステント留置術、細胞組織学的検査などです。疾患や病状に応じて外科とも連携し総合的に質の高い医療を提供できるよう努力しております。

当院の肝硬変患者さんの入院診療は、これまでの外来診療や他院で長期診療されてきて、腹水や肝性脳症などの肝不全症状の憎悪した高齢患者さんが主体です。65歳以下の、肝移植適応のある年齢層の方には、肝移植も踏まえた施設への紹介も行っています。基本的診療方針は、まずは安静や食事療法などの生活面の改善と肝臓専門医による投薬療法の調節による肝機能維持療法が主体です。これにより少しでも肝臓の寿命を延ばすことを目標としています。最近は、肝性脳症に対する難吸収性抗菌薬やアルブミンの合成を促す、分岐鎖アミノ酸製剤など、腹水調節の利尿剤などのいくつかの新しい内服薬が登場して、管理を徹底することで肝予備能の長期維持も期待できます。これらの治療でコントロールできない際には腹水の穿刺吸引や濾過濃縮再静注療法(CART療法)なども併用します。また、終末期となられた肝硬変・肝不全患者さんに対しても基本的には、当院での入院を継続し終末期医療へ移行しています。また肝癌を合併している肝硬変患者さんの診療も、緩和療法を含めて少しでも患者さんの苦痛なく、QOLを保てるよう診療支援しています。

 

120:整形外科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
070343xx99x1xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり787.862.681.28%68.59 
070370xx99xxxx脊椎骨粗鬆症 手術なし6432.2821.711.56%83.70 
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等5944.8825.096.78%83.44 
070343xx97x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし4219.1416.100.00%68.24 
160850xx01xxxx足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等2823.3618.740.00%58.25 

当院は日本医療機構脊髄専門医資格と日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医資格を持った脊椎専門医がおります。整形外科の疾患別患者数は当院の特色である脊椎疾患が大半を占めております。腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア以外に高齢者の脊椎骨粗鬆症性骨折も多く、保存療法だけでなく、侵襲の少ない経皮的椎体形成術(BKP)なども行っております。脊椎の手術療法では、大きな術野を伴わずにすむ手術も積極的に行っております。例えば、前述の経皮的椎体形成術(BKP)や、椎間板ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)や経皮的椎弓根スクリュー固定、頚椎人工椎間板置換術のような最新手術にも取り組んでおります。また、脊柱管狭窄症に対しては、1泊2日の検査入院だけでなく、保存療法(15日間)の治療が多くなっているため、全国の平均在院日数より長くなっています。特に合併症などがない場合は、12~15日間の手術入院を行っております。2019年度より、信州大学医学部付属病院から下肢の専門医が1週間に1回、月2~3例、当院で手術を行うようになり、下肢の関節鏡下手術が当院でも可能となりました。これにより、前年に比較して、人工骨頭挿入術や下肢の手術が増加しております。

 

110:外科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等615.564.860.00%71.80 
060335xx02000x胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし287.187.230.00%63.93 
060040xx99x6xx直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり256.044.480.00%69.92 
060040xx99x50x直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし253.284.350.00%68.92 
060150xx02xxxx虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等199.269.760.00%62.21 

当院の外科はスタッフ4名で主に消化器に生じた疾患に対する治療を行っています。消化器にできた”がん”に対する手術的治療として、主に胃や大腸のがんに対しては傷が少なく、術後の回復が早いからだに優しい手術”腹腔鏡手術”を積極的に導入しており、2020年度は、大腸がん手術の約87%、胃がん手術の約54%が腹腔鏡下手術で占めています。消化器がんに対する治療は胃がん・大腸がんの比率が高く、その他では、食道がん、肝がん、膵がん、胆管がん等の治療も行っております。また、当院は立地的に松本医療圏の北部に位置しており、救急医療に関しても大北医療圏からの救急疾患も麻酔科の協力のもとにできる限り対応しております。虫垂炎(盲腸)、胃十二指腸潰瘍穿孔、胆嚢炎などの急性疾患や鼠径部ヘルニア(いわゆる脱腸)、胆石症などの疾患のほとんどが腹腔鏡下手術で対応しており、手術による患者さんのからだへの負担を少しでも軽減してできるだけ早期に退院できるよう心がけています。

 

70:循環器科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
050130xx9900xx心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし9824.2317.2315.31%85.70 
030250xx991xxx睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり472.002.040.00%62.70 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし2119.2420.514.76%89.71 
050210xx97000x徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1610.0610.566.25%83.44 
050030xx97000x急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1511.9312.090.00%68.20 

高齢者の心不全・誤嚥性肺炎等在院日数が長期化するような疾患は、地域と連携して治療に取り組んでおります。地域包括ケア病棟の利用や、退院支援による調整により、昨年度より平均在院日数はどの症例も短縮され、全国平均値と差異がなくなりました。医師不足やCOVID-19の影響もあり、手術件数等は前年より減少しておりますが、前年度同様大きな隔たりなく治療を行っております。

 

280:神経内科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし3430.6820.515.88%88.26 
010060×2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は22135.1415.640.00%71.81 
010230xx99x00xてんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1415.297.480.00%68.14 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1319.5413.007.69%89.54 
010040x099000x非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1035.9018.8610.00%75.70 

脳卒中の専門資格を持った医師が、治療にあたっております。
また、地域の病院・診療所、大学病院、訪問看護ステーション等と緊密な連携のもと、積極的なリハビリ介入で早期在宅復帰を目指した治療を行っております。
当院は高齢者の患者の比率が高いことから、認知症患者に対する資格を持つ専門医と認定看護師でチーム医療に取り組んでおります。
また、専門領域の脳卒中のみにとどまらず、高齢者の肺炎や尿路感染症まで幅広く対応しています。

 

310:泌尿器科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
110080xx991xxx前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり532.322.540.00%71.32 
110070xx02xxxx膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算268.777.090.00%74.46 
110060xx99x21x腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 あり189.8318.760.00%75.78 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1610.2513.000.00%83.81 
110070xx03x0xx膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし138.547.130.00%76.31 

地域の診療所・病院からの紹介患者が大変多く、前立腺がんや膀胱がん等の悪性腫瘍疾患が多くを占めております。腎・尿管がん、膀胱がん、前立腺がん等の悪性腫瘍、陰嚢内容疾患等の治療を中心に行っております。がんの治療では、検査から手術、ホルモン療法・化学療法、口腔ケアや緩和ケア、在宅医療に至るまで一貫した治療を行っております。また、施設等から高齢者の入院も多く、尿路感染症(膀胱カテーテル等を留置中の場合)等で入退院を繰り返す症例も多いため、病診連携を積極的にとって、一連の治療を行っております。

 

410:腎臓内科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし3024.9713.003.33%80.30 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし1828.6720.515.56%88.50 
050130xx9900xx心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし1228.7517.2325.00%85.17 
0400801499×012肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア21019.2018.4810.00%86.50 
0400800499x01x肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり  21.75   
100393xx99xxxxその他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし  10.33   

尿所見異常から始まり、腎生検での糸球体腎炎・ネフローゼ症候群診断とその治療、保存期腎不全治療、そして末期腎不全に対してのブラットアクセス造設から血液透析療法、感染性疾患と、腎疾患全般の治療を行っております。透析療法については、入院透析はもとより90名前後の外来透析も行っており、各種疾患に対して種々のアフェーレーシス療法も施行しております。長期入院、長期経過となりやすい高齢患者さんも多いため、早期退院を目指し総合的に診療しております。

 

150:脳神経外科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1521.408.180.00%77.80 
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1520.809.686.67%81.93 
010060×2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は21519.8015.640.00%67.27 
010040x199x0xx非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし1446.4322.3528.57%81.71 
010030xx9910xx未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし102.003.040.00%62.20 

救急科で受け入れた救急搬送患者が大半を占めております。 脳卒中センターを有し、脳血管内治療を行うとともに、早い段階から積極的にリハビリを行い、地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を活用して、在宅復帰につなげています。

 

460:救急医学科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし172.184.940.00%70.53 
010290xxxxxxxx自律神経系の障害152.275.470.00%82.27 
161020xxxxx00x体温異常 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし112.366.109.09%74.18 
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし118.008.180.00%67.45 
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし  9.68   
160400xx99x0xx胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等2 なし  8.98   

救急搬送患者の受け入れを積極的に行っており、救急者の応需率は県内トップレベルです。 救急患者の初期治療・管理を行うため、幅広い診療を救急専門医が行い、専科診療科へ引き継いでおります。めまい、頭部外傷、薬物中毒などの短期入院は当科で退院まで診療にあたっております。また、重症患者の治療はハイケアユニット病棟において、集中治療管理にあたっております。

 

220:産婦人科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
120220xx01xxxx女性性器のポリープ 子宮全摘術等602.932.930.00%42.65 
120060xx02xxxx子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等193.216.100.00%42.79 
12002xxx02x0xx子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし123.003.110.00%46.42 
120060xx01xxxx子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等128.429.570.00%39.75 
120010xx97x00x卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし1112.189.170.00%77.64 

地域の診療所・病院からの紹介患者が多く、病診連携を緊密に取りながら診療にあたっております。婦人科良性腫瘍の手術を多く行っており、特に子宮鏡下手術に力を入れております。上記のとおり、30~40代の世代にも手術治療可能な短期間の入院となっております。短期の手術入院が中心となっていますが、悪性腫瘍疾患の化学療法・緩和ケア・手術など一連の治療も行っております。

 

240:耳鼻咽喉科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし158.534.946.67%70.87 
030230xxxxxxxx扁桃、アデノイドの慢性疾患  7.94   
030150xx97xxxx耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり  7.20   
030240xx99xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし  5.63   
03001xxx99x0xx頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし  12.17   
030428xxxxxxxx突発性難聴  8.81   

COVID-19の影響を大きくうけ、前年とは患者構成が大きく変わりました。めまいの症例は相変わらず多くなっていますが、慢性副鼻腔炎など手術目的の入院が激減しております。地域のニーズに応え、急性期疾患だけでなく、慢性疾患や悪性腫瘍まで幅広い診療を行っております。

 

100:小児科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
040100xxxxx00x喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし254.766.460.00%4.04 
060380xxxxx00xウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし  5.86   
030270xxxxxxxx上気道炎  4.85   
040070xxxxx0xxインフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし  6.73   
0400801199x00x肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし  5.85   

地域の開業医からの紹介患者が大半を占めております。COVID-19の影響もあり、患者数は激減し患者の傾向も喘息などの慢性疾患が多くなっています。特に昨年と比較するとインフルエンザなどのウイルス性疾患が激減しております。 地域の中核病院として、必要に応じて県立こども病院や地域の病院・診療所と緊密な連携をとり診療にあたっております。

 

600:総合診療科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし2540.3220.518.00%86.76 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1136.5513.0018.18%84.64 
050130xx9900xx心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし1140.5517.2327.27%89.18 
0400801499×012肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア2  18.48   
040040xx9900xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし  13.30   

医師不足の状況ですが、他内科系医師と連携を取り、地域的に増加している高齢者患者さんを総合的な視点で診療するよう心がけています。

 

530:糖尿内科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1214.0813.000.00%81.25 
10007xxxxxx1xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり1020.1014.600.00%72.80 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし  20.51   
0400800499x01x肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり  21.75   
080010xxxx0xxx膿皮症 手術・処置等1 なし  12.87   

専門領域の糖尿病患者の教育入院やインシュリンの導入、治療を中心に行っております。また、当院で特に多い高齢者の肺炎等の疾患にも他内科系診療科と連携して治療にあたっております。

230:眼科

DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼383.002.760.00%77.58 
020200xx99x2xx黄斑、後極変性 手術なし 手術・処置等2 2あり  2.52   
020110xx99xxxx白内障、水晶体の疾患 手術なし  2.56   
020220xx97xxx0緑内障 その他の手術あり 片眼  5.79   
160250xxxx0xxx眼損傷 手術・処置等1 なし  4.88   

諸事情により外来手術が困難な患者様に対しては、当院では2泊3日の白内障手術を行っております。 抗VEGF硝子体注射は、日帰り若しくは希望により1泊2日で施行しております。

 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

 初発    再発病期分類基準(※)版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌171718
大腸癌171236435518,7
乳癌     1 
肺癌    18
肝癌   2418

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

成人市中肺炎の重症度別患者数等

 患者数平均在院日数平均年齢
軽症1210.2557.00
中等症5315.6882.42
重症1730.8886.76
超重症- - 
不明   

脳梗塞の患者数等

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内14440.4279.385.96%
その他

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K0462骨折観血的手術(下腿) 等632.6219.510.00%60.84 
K0461骨折観血的手術(大腿) 等574.5437.165.26%81.77 
K1425脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除)412.3216.630.00%69.07 
K1342椎間板摘出術(後方摘出術)302.5712.730.00%57.13 
K142-4経皮的椎体形成術2212.6817.320.00%80.77 

外科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)571.263.140.00%71.35 
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術331.005.553.03%64.45 
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術195.6310.420.00%72.58 
K718-22腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)170.358.240.00%61.00 
K6113抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)141.503.570.00%71.36 

消化器科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)820.181.040.00%67.90 
K688内視鏡的胆道ステント留置術281.1114.360.00%83.46 
K6871内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等211.489.050.00%81.90 
K654内視鏡的消化管止血術140.1414.860.00%73.64 
K721-4早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術130.085.460.00%71.54 

産婦人科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K872-32子宮内膜ポリープ切除術(その他)600.921.020.00%42.78 
K635胸水・腹水濾過濃縮再静注法182.287.390.00%78.83 
K8732子宮鏡下子宮筋腫摘出術(その他)170.941.290.00%42.35 
K867子宮頸部(腟部)切除術110.911.090.00%46.27 
K877子宮全摘術101.305.900.00%44.60 

泌尿器科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K8036イ膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用)271.007.110.00%76.37 
K8036ロ膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他)162.315.310.00%77.81 
K797膀胱内凝血除去術100.2010.1010.00%81.40 
K8412経尿道的前立腺手術(その他)101.006.400.00%76.50 
K783-2経尿道的尿管ステント留置術      

循環器科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K5492経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症)120.179.170.00%63.08 
K5972ペースメーカー移植術(経静脈電極)111.5510.009.09%82.73 
K597-2ペースメーカー交換術      
K5493経皮的冠動脈ステント留置術(その他)      
K5491経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞)      

脳神経外科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K164-2慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等191.1626.1115.79%79.74 
K1781脳血管内手術(1箇所)      
K783-2経尿道的尿管ステント留置術      
K1783脳血管内手術(脳血管内ステント)      
K609-2経皮的頸動脈ステント留置術      

眼科

Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)371.001.000.00%77.70 
K2822水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない)      
K270虹彩光凝固術      
K274前房、虹彩内異物除去術      

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一  
異なる  
180010敗血症同一  
異なる  
180035その他の真菌感染症同一  
異なる  
180040手術・処置等の合併症同一180.43%
異なる  

就職ご希望の看護学生の皆さんへ

インターンシップ 開催のお知らせ
安曇野赤十字病院ではインターンシンプを開催することになりました。
1日研修ですが実際の現場の雰囲気をみていただき、就職の参考にして
いただければありがたいと思います。

チラシのダウンロードはこちらから

【日時】

1回目 3月22日(金) 9:00~16:00 → 3月5日で申込締め切りました。

対象:奨学金生・委託生以外の看護学生

2回目 8月 2日(金) 9:00~16:00 → 7月25日で申込締め切りました。

対象:奨学金生の看護学生

【場所】 2階大会議室