服薬情報ご提供のお願い | 長野県安曇野市 安曇野赤十字病院

長野県安曇野市豊科5685番地

服薬情報ご提供のお願い

調剤薬局ご担当薬剤師の皆様へ

予定入院患者さんの治療薬の情報共有に関する取り組みと
服薬情報ご提供のお願い

入院患者さんの持参薬の管理方法には個人差があり、入院時に正確な服薬状況が把握出来ず、投薬上のリスク把握や適正な休薬実施ができないことによる手術の中止や延期をせざるを得ない事例が発生しています。

令和4年度診療報酬改定(調剤)において「服薬情報等提供料3」が新設され、地域包括ケアシステムの中で病院と地域の薬局が連携し、入院前から服薬上の必要な患者の情報を共有し、安全かつ有効な薬物療法を提供することが求められることとなりました。

当院では「服薬情報等提供料3」の制度を活用し、予定入院の患者さんの服薬上のリスク軽減を図りたいと考えております。予定入院の患者さんで介入が必要と思われる方にはパンフレット「安曇野赤十字病院へ入院予定の方へ」をお渡しします。かかりつけ薬局にて服薬の整理・確認を頂くとともに、薬剤に関わる情報提供をお願いいたします。情報提供の書式(入院時情報共有シート)は下記資料からダウンロード出来ますのでご利用下さい。

ご協力のほど宜しくお願いいたします。

目的

調剤薬局と連携した入院前持参薬調整を行うことで薬剤管理の安全性を高める。

①予定入院の入院する前に入院時に持参する薬剤の適切な管理が出来る。
(薬品名の確認、持参数量など)
②入院に向けポリファーマシーの回避や患者に影響を及ぼす薬剤の早期対応が出来る。
③入院に向けて術前中止薬を指示通りに中止することが出来る。
④地域医療連携や薬薬連携が促進される。
⑤入院時、持参薬に関する薬剤師・看護師の業務が明確になる。

資料