長野県安曇野市豊科5685番地

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薬剤部

【薬剤部の理念】

病院の目指す理念に基づき、薬剤師は医療の担い手として専門知識を活かし、チーム医療の一員として薬物療法の安全性・有効性を確保する。

【薬剤部門の状況】

薬剤師、事務・調剤助手
院外処方箋発行率95%
薬剤管理指導件数約340件/月

【業務紹介】

(調剤)
電子カルテから出力される処方箋に基づいて調剤を行っています。
外来については、時間内ほぼ100%院外処方対応で、夜間のみ院内調剤としています。
入院処方については、病棟担当薬剤師が検査値、相互作用、重複投与などチェックした後、調剤をすることで、薬剤の適性使用に努めています。

(院内製剤)
多様な疾病、病態を持つ様々な患者さんに最適な薬物療法を実施する為には、既存の医薬品だけでは十分でない場合があります。院内製剤は病院薬剤師により安全・安心かつ適正な製剤を行い治療の一助としております。
(外来化学療法)
抗がん剤の投与は決められた手順で行います。患者さんが来院し、診察・検査結果により実施を決定します。抗がん剤の調整は安全キャビネット内で閉鎖式器具を導入して調整しています。また、初回の化学療法は入院で行うことを原則としており、副作用の説明・チェックを行っています。

(薬剤管理指導)
入院時の初回面談からはじまり退院指導まで、患者さんに薬の効果や使い方、注意点、副作用を説明しながら情報提供を行い、安心して治療が受けられるようサポートします。

(病棟薬剤業務)
入院前の薬物治療状況の把握(持参薬報告)から始まり、入院中の患者さんの情報を医師や看護師など他の医療スタッフと共有し、よりよい薬物治療を提案します。

(医薬品の安全使用)
当院は、医薬品の安全使用のため、薬剤部部長を医薬品安全管理責任者とし、医薬品業務手順書を定めて医薬品の安全な使用を行っております。

(治験)
治験薬管理室の仕事として、当院で実施している治験薬の保管・管理を担当しています。治験薬が参加登録されている患者さんに正確に投与されるように、それぞれの治験薬について1錠、1バイアル単位での数量管理がされています。また、24時間の温度記録管理や海外のweb上での治験薬割付・払い出しに対する対応が必須となっています。実際に患者さんが治験に参加し、治験を進めて行くにあたっては、治験実施計画書に従って行われる必要があります。治験期間中は、治験薬と直接相互作用がある薬剤のほか、治験薬の評価をするための検査に影響を与える薬剤も併用禁止薬剤となっていますので、これらの併用薬剤のチェックも重要な仕事となります。治験薬は治験ごとに個別の治験薬管理手順書が定められ、手順に沿った管理が要求されます。内服薬・注射薬・外用薬それぞれの治験薬について、その管理手順を当院の管理運用に合わせて調整し、円滑に治験を実施できる体制を作ることも仕事となっております。

【特 徴】

(入退院支援センター・手術前服用チェック)
入院が決まった患者さんと面談して薬剤服用状況やサプリメント等を把握します。手術前・処置前・検査前に服用を止めるお薬があれば医師に休薬日を提案し、出血等の防止に備えます。また、入院後の再開もれがないよう病棟薬剤師と連携をとり薬のチェックをします。

【チーム医療】

院内感染制御チーム・抗菌薬適正使用支援チーム
栄養サポートチーム
緩和ケアチーム
糖尿病チーム
褥瘡ケアチーム
認知症ケアチーム
実務実習薬剤師の受け入れ等

【資格取得状況】

がん専門薬剤師
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
医療情報技師 他

【院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコルの運用】

院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコルの運用について
院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコル
合意書