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泌尿器科研修カリキュラム 安曇野赤十字病院泌尿器科

 

【研修医の先生方へ】

ぜひ、泌尿器科を研修していただきたくお願い申し上げます。

将来、必ず役に立ちますので一度お越しください。

 

【研修内容】

○尿路を中心とした腹部所見、エコー所見、CT所見、手術解剖(膜の解剖)を統一して考えられるようにする。

解剖は基本ですが、手術所見も含めて統合して考える機会はめったに無いのが現状です。臨床の現場では開腹手術患者の身体所見、画像(CT、エコーなど)、手術所見を理解していただくことにより、尿路、特に後腹膜の理解は飛躍的に向上します。外科、産婦人科などを志す先生方にも近い将来必ず役に立ちますので、ぜひ当科で研修してください。
放射線科の読影が一般的になりCTを真剣に読む機会がどうしても減ります。泌尿器科の研修中はCTはじっくりご覧いただき泌尿器科領域の解説と、CT関連の本の紹介を致します。

 

○尿道カテーテル留置方法について。

担当した患者様に尿道カテーテルを留置する機会は必ずあります。泌尿器科医は何を考えて尿道カテを留置しているか、上手くカテが留置できない場合どうするか、泌尿器科医を呼ぶかどうかの基準について解説し可能な限り実践していただきます。

 

○尿が出ない場合にどんな手順で検査治療を行うか。

泌尿器科領域は、症状、身体所見、尿所見、エコー所見だけでも相当な鑑別診断が出来ます。救急外来において尿が出ない患者に多く遭遇しますが、腹部エコーを行うことにより腎前性、腎性腎不全か、腎後性腎不全か尿閉かなどの判別が出来るため、診断能力は格段に向上します。ぜひ当科で腎臓、膀胱のエコーをマスターしてください。同時にエコーに関する本も紹介いたします。結果的にモリソン、ダグラス、脾周囲のエコーでの評価能力も格段に向上すると思われます。
将来受け持ちの患者様に対してエコーができるかできないかで相当技量の差が出ると考えます。泌尿器科でのエコーをきっかけに肝臓、胆嚢、膵臓などの他の臓器のエコーができれば理想的です。

 

○結石と泌尿器科的緊急事態の鑑別。

救急外来などでよく遭遇する腹痛の鑑別に尿路結石があります。その中で感染性水腎症は泌尿器科的なemergencyで、「尿路感染症」、「尿路結石」の診断の中でも明確に鑑別する必要があります。腹部エコーを行い、必要により造影CT、IVPなどを行うことにより鑑別が可能です。
ここでもエコーが非常に重要です。ぜひ泌尿器科で尿路のエコーをマスターしてください。

 

○「The 5-minute urology consult」の紹介。

研修期間が短くほとんどの疾患の解説は不可能です。この本は泌尿器科以外の先生方にも非常に役に立つと思いますので紹介させていただきます。

 

【その他】

指導は病院業務の沿って行い、空き時間に解説を行うことを基本とします。可能な限り時間外は行わない方針ですが予定外の事態もあります。入院患者の退院サマリーは原則主治医(常勤医)が記入しています。