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インタービュー病院長

【第7回】 医者と患者さんの信頼関係が病と闘う力になる

余計な手術をやらないことが最大の低侵襲

治療を進めるうえで最も重要なポイントは患者さんと医療者の信頼関係であると考えます。それなしに治療はないと思っています。患者さんに状況を正確に理解していただき、治療の限界も理解いただく。そこから治療は始まります。
治療においては、体の持っている自然の回復能力をできるだけ大事にしたい。その限界を超えている場合に手術を治療手段としますが、極力生理的な条件を残す手術を考えます。
最近、切開が小さくて術後の治療経過が早いということで、内視鏡などを使ったいわゆる低侵襲手術が話題になっています。
しかしそれ以前の問題として、私の思う最大の低侵襲は余計な手術をやらないこと、手術するべき人、不必要な人を的確に判断する、そして手術する場合もできるだけ生理的な構造、機能を残すことであると思っています。

医者と患者さんが共に協力して病気を治していく関係に

治療の限界を承知した上で正確に患者さんに情報を伝え、さらに患者さんの訴え、思いを聞く。
そういう医者でありたいと思っています。
「一緒に協力して病気を治しましょう。」という姿勢でお互いに信頼を深めながら進めていく治療が理想です。