インタビュー病院長 インタビュー循環器内科部長 インタビュー外科部長 インタビュー脳神経外科部長 インタビュー集中治療部長

インタービュー名誉院長

澤海明人 名誉院長

安曇野赤十字病院

名誉院長

澤海 明人

 
 

【第1回】多くの患者さんが巡り巡ってたどり着いた場所

治療経過の悪い患者さんが見つけた砦

私の外来を受診される患者さんの多くは脊椎疾患です。
紹介でみえた患者さんたちのおそらく8割の方は、整形外科の初期の治療はすでに受けておられます。整形外科専門医がきちっとした治療をしたけれど、これ以上良くならないから次の段階の治療を、という紹介です。2割の方は専門外の先生たちの紹介で、専門的な治療をほとんど受けたことのない患者さんもいらっしゃいます。
希望でみえる患者さんには、他の有名な病院で治療を受けていて治療経過の悪い人もおられます。そういう患者さんたちは、そこの病院が最後の砦だと思っていたら、まだ他にもあるんだということで受診されるわけです。さらに自分の病気のことを十分には理解できていないまま、当院に来ればピタッと治ると思って来院される患者さんもいらっしゃいます。
私たちとしては、専門的な治療もすでに受けられた上で治療効果が上がっていない患者さんに来ていただければ、その後の効率の良い治療ができると考えています。

 

痛みは残る辛い日々がきっかけ

患者さんが医療機関を変えるきっかけには、基本的な保存的治療を既にしっかり受けていて痛みはあるが何とか職場復帰もできている、でも日常の業務や生活に制限があるという場合もあります。もちろんアシに麻痺があるとか、排尿障害が出ているような方は重症であり、早急な対応が必要になります。