日本赤十字社の事業活動

日本赤十字社の各種事業活動

「私たちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも人間のいのちと健康、尊厳を守ります。」という日本赤十字社の使命の下、人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性の7つの基本原則にしたがい、災害救護や社会福祉、ボランティアなどさまざまな事業活動を国内外で行っています。

国内災害救護

赤十字の人道的任務として自主的判断に基づいて行う場合と、災害対策基本法や武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)における指定公共機関として、国や地方公共団体の行う業務に協力する場合とがあります。これらの災害救護活動を円滑に行うため、法律に基づき日本赤十字社防災業務計画やの本赤十字社国民保護業務計画を作成し、準備を行っています。

国際活動

186の国や地域に広がる世界的ネットワークを活かし、被災者への医療や衣食住の支援といった緊急救援だけでなく、その後の復興支援や防災を通じた地域の基盤づくりなど、包括的な災害マネジメントに取り組んでいます。また、疾病や感染症が世界的脅威となっている今日、健康問題に苦しむ人々の状態を改善するために、保健衛生分野の活動を重点課題のひとつに挙げ、国際的な活動を展開しています。

看護師等の教育

赤十字の大学・短期大学・看護専門学校では、看護師になるために国が定めた科目のほかに、赤十字について理解する「赤十字概論」や、災害医療について学ぶ「災害看護論」、救護訓練など、赤十字の特色ある教育を行っています。卒業生は、多くの医療施設・教育施設で働くほか国内の災害救護はもちろん、アジアやアフリカの紛争地域などの国際救援でも活躍し、世界でも高い評価を受けています。

血液事業

血液を提供していただける方を募集し、その血液を採取し、血液製剤として、治療を必要とする患者さんのために医療機関に供給する一連の事業を行っています。この血液製剤は、健康な方々から自発的に無償で血液を提供いただく「献血」により作られています。そして、献血に協力してくださる企業やボランティア、国民のみなさまなど、多くの人々の協力により血液事業は成り立っています。

救急法等の講習

日本赤十字社では、「苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守る」という使命にもとづき、「救急法」「水上安全法」「雪上安全法」「幼児安全法」及び「健康生活支援講習」の5種類の講習を全国各地で行っています。この講習で身につけた知識と技術は、日常生活だけでなくボランティア活動などにも役立ちます。

青少年赤十字

児童・生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中で「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げ、いのちと健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人々との友好親善の精神を育成することを目的として、様々な活動を学校教育の中で主体性をはぐくみながら展開しています。

社会福祉

社会的な支援を必要とする方々が個人の尊厳をもって、その人らしい自立した生活を送っていただくためのお手伝いをするため、児童福祉・老人福祉・障害者福祉施設の運営や、要介護者やそのご家族のための在宅介護支援事業、地域における子育て支援事業、障害者の自立や社会参加への支援などの社会福祉事業を行っています。

赤十字ボランティア

赤十字ボランティアは、各都道府県に組織される「地域赤十字奉仕団」「青年赤十字奉仕団」「特殊赤十字奉仕団」の3つのグループと個人で参加する「個人ボランティア」の他、主に災害時に活動する「赤十字防災ボランティア」に分かれています。それぞれが災害時の救護活動や地域ニーズを踏まえた高齢者支援、児童・青少年の健全育成、環境美化などの各分野で取り組んでいます。