院長のあいさつ

平素のご高配御礼申し上げます。
さて私たちの安曇野赤十字病院は、昭和26年に当時の南安曇郡下の組合立病院が日本赤十字社に移管されたのが始まりです。以来65年にわたり地域の病院として機能して参りました。平成22年には現地に新病院が建て替えられ、病院の新たな時代の活動が始まりました。ここに創立以来地域医師会および地域の先生方の御支援いただいてまいりましたこと心より御礼申し上げます。
 
当院理念に掲げる「医療を通じた地域貢献」のため、地域での立ち位置をさらに一層強固なものにする事が私たちの課題と考えます。地域の病院として住民の皆様の医療ニーズに鑑み事業展開を行い、地域のため医療の質の向上維持に努めること、さらに運営面では地域において持続可能な体制の構築が大切と考えています。そして地域の皆様、地域の先生方からの御支援のもと、病院も職員も成長できる体制を整えるべく努力して参ります。
地域包括ケアシステム構築に向けての準備が行われています。当院は本年7月に地域包括ケア病棟を開設しました。急性期治療を終えた患者さんの在宅復帰への準備、在宅や施設療養されている患者の発熱、脱水、食欲不振などの体調変化への対応、併せてレスパイト入院にも取り組みたいと考えています。また本年はICUに加えてHCUを開設し急性重症エリア再編成を行いました。患者さんの病状や医療ニーズを踏まえ、最適できめ細やかな医療を提供するためのものです。そして同じく7月に歯科口腔外科を開設しました。まずは周術期や化学療法中の患者さんを主体とし医療機能、診療の質向上に役立てて参りたいと考えております。
 
いま医療の世界では大きく変革が起こっています。高齢化社会を迎えて、限りある医療資源をいかに効率的に活用するか。そのためには病院間、病院と診療所における機能分化、連携が大切であります。それを踏まえて更なる連携体制の構築に努力すべきと考えております。

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平成28年8月 病院長 中野 武