臨床工学課

部署紹介 臨床工学課

スタッフ体制

臨床工学課スタッフ

臨床工学技士9名(内4名は臨床検査技師も取得)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特徴

特徴

 血液浄化業務(透析室)を中心として、その他もオールラウンドに業務が遂行できるように、ローテーションにて各業務を担当しています。一方、当課では「職種の壁を作らないこと」をモットーに日々努力しています。必要に応じて、事務的業務、患者介助、医師の補助などを積極的に引き受けて、広い視野で業務をこなせるようにしています。また、専門性の知識や技術力を高めるために、学会発表や研究会への参加、医学論文の投稿にも特に力を入れています。臨床工学技士は「医師の指示のもと生命維持管理装置の操作、保守点検を行うことを業とする」と定められています。私たちは医療機器と患者さんを繋ぐ重要な役割であり、真心を込めて繋いでいくことを常に目指しています。

各種認定資格及び所属学会・技士会

当課では各種専門認定資格の取得や、所属する各学会・研究会での発表を積極的に行っております。地域での研究会から全国学会への出席・発表を通して、患者さんのために常に新しい技術や治療を提供できるよう、日々研鑽しております。

各種認定資格

第1種ME技術者、第2種ME技術者、臨床ME専門認定士、透析技術認定士、呼吸療法認定士、ICLSインストラクター

技士会・所属学会

日本臨床工学技士会、日本臨床衛生検査技師会、日本赤十字社臨床工学技士会、長野県臨床工学技士会、日本透析医学会、日本集中治療学会、日本急性浄化学会

 

業務内容

血液浄化業務

血液浄化業務

透析室業務がメインとなりますが、機器の立ち上げ準備及びメンテナンス、穿刺、透析中の患者さんの観察、返血に至るまで全てにおいて技士が関わっています。透析液の管理は定期的に生菌とエンドトキシン検査を行っています。

また、緊急透析時のブラッドアクセスカテーテル(BAC)挿入術の補助やシャント管理(平成24年度、シャント造影:113件、シャントPTA:103件)にも積極的に参加し、シャントPTAを医師とともに数多く経験しています。
その他の急性血液浄化(CHDF、血漿交換、免疫吸着、エンドトキシン吸着、LDL吸着、LCAP、腹水濃縮濾過再静注法など)にも全て対応しています。

循環器業務

循環器業務

循環器関連業務として、心臓カテーテル、アブレーション、ペースメーカ業務の補助も積極的に行っています。(平成25年度の統計:心カテ関連約223件、ペースメーカ植え込み術35件、ペースメーカ点検約300件)現在、ペースメーカ外来は月に2回であり、毎月30~40名の患者さんの機器点検を行っています。
その他、IABP(大動脈内バルーンパンピング)、IVUS(血管内超音波エコー)、PCPS(経皮的心肺補助)の操作及び保守点検も重要な業務となっています。  

手術室業務

手術室業務

毎朝麻酔器の立ち上げ点検を行い、不具合が発見された場合は直ちにメーカーと連絡を取り合い、手術中に安全に使用できるように対処しています。その他、手術室に設置されている、高度管理医療機器(除細動器、輸液、シリンジポンプ)の点検やトラブル時の対応も行っています。

手術室業務

 

 

 

 

 
毎月第2、4水曜日に眼科の白内障手術(超音波乳化吸引術及び眼内レンズ固定術)に立会い、拡大鏡及び超音波乳化吸引装置の操作・管理(平成25年度統計:120件)を行っています。
また、平成25年10月より外科腹腔鏡手術の立会いも開始し、高度医療機器管理を中心に新しい分野へ挑戦しています。

 

 

 

ICU・CCU・病棟業務

ICU・CCU・病棟業務

主にCHDFやPMX(エンドトキシン吸着)、人工呼吸器管理、脳低温療法などの関連業務を行っています。その他にも、様々な医療機器のトラブル時に、臨床工学技士がオンコールにて24時間で対応しています。

ICUでの血液透析

       ICUでの血液透析

医療機器管理

各種医療機器の点検

ME室にて、主に人工呼吸器や輸液・シリンジポンプの中央管理を行っています。貸し出された医療機器は定期的にME室に返却され、技士により保守点検がされています。医療機器中央管理システム(フクダ電子社製:MARIS)を利用し、院内の医療機器の殆どがバーコードにより登録されています。システムは大量な保守点検記録の保存や、点検漏れ防止などに活用されています。また、医療機器の精密な保守点検は、様々なチェッカーにより定期的にME室にて行われています。
 

 

経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)

超音波診断装置の操作中

臨床工学課では、平成24年から「経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)」治療への診療協力を行っています。肝細胞癌への治療として、低侵襲で患者さんへの負担が少ないことが利点であり、これから症例数も増加していくことが予想されます。
症例経験としてはまだ少なく(年間約20件程度)、これから技術と知識を習得していく過程であり、焼灼機器の操作を中心に新たな分野へ挑戦しています。

 

 

超音波診断装置を用いたバスキュラーアクセス関連業務

超音波診断装置の操作中

超音波診断装置の操作中

バスキュラーアクセスとは主に透析患者さんの脱血用の血管(シャント)のことを表します。穿刺困難な患者に対して装置を使用しエコーガイド下で穿刺を施行したり、バスキュラーアクセス不全に対する検査を行い、その形態や機能を診断します。  現在、これらの診断や管理を医師の指示をもとに臨床工学技士が積極的に行っています。
 

 
 

 

院内研修

院内スタッフへの医療機器研修風景

臨床工学課では、院内での勉強会活動を積極的に行っています。年度初めの新人研修をはじめ、病棟での各種ポンプ操作説明や人工呼吸器、除細動器などの研修・勉強会を頻回(平成25年度実績:31回)に行うことで医療事故防止に努めています。
また、ME自身の知識と技術向上のため、専門メーカーやMRの方を招き、ペースメーカーやアブレーション、薬剤などの研修・勉強会も繰り返し行っています。