市民参加型 「安曇野の地域医療フォーラム」が開催されました

 4月21日(土)豊科ふれあいホールにて、市民と一緒に地域医療を考える「安曇野の地域医療フォーラム」が開催されました。第1部は荻原院長と旧知の仲である秋田赤十字病院長宮下正弘先生に方よりはるばるお越しいただきご講演をいただきました。
第2部では安曇野の医療を支える有識者の方々をシンポジストに、「これからの安曇野の医療」についての意見交換会が行われました。

 フォーラムは旧豊科赤十字病院の誕生からの歩を綴ったスライドショーで幕を開け、始めに荻原院長より、地域完結型医療の中核病院目指す新病院についての講演があり、続いて秋田赤十字病院長宮下先生より「ホット(熱い、活発な)なる日赤、ホッと(安心)なる日赤」という病院理念が印象的な秋田赤十字病院についての特別講演がありました。

 休憩をはさみ、参加した市民の皆様と共にこれからの地域医療を考えるシンポジウムが始まりました。以下、各シンポジストの発表内容の一部です。平林市長「医療は優先すべき課題の一つである。市民と共同していく地域医療を期待する」、清澤医師会副会長「気軽に相談できる開業医でありたい。病院は紹介や入院を受ける所である。かかりつけ医を持ち、軽い症状はそちらを受診して頂き、病院が入院治療や手術に集中できるよう、地域の皆様にもご理解いただきたい」、藤森氏「病診連携を更に一歩踏み込んだ病診一体化を。また、予防活動・在宅ケア・リハビリを地域ぐるみで充実させるよう、行政・日赤・医師会に期待する」、飯島氏「住民の方たちも、もっと積極的に医療に関わって欲しい(意見、応援、協力など)。医療者側も今回のような住民との対話の場をもっと設けるべき」、宮下院長「秋田の住民からも”あまり長く入院させてもらえない・いう声を聞<が、現在の医療制度では症状が落ち着けば開業医にという役割分担が必要」、荻原院長「新病院という受け皿ができないと医師が集まらないのも事実。医師確保にこれからも粘り強く取り組む」。最後に澤海副院長が「市民参加の医療フォーラムが開催できたことは画期的。安曇野市が医療モデルとなるよう、このフォーラムを継続していきたい」と締めくくりました。シンポジストの方々の熱い意見は止むことがなく、予定時間を過ぎてもまだ足りないという白熱した会になりました。

 休日でお忙しい中、4時間にも及ぶ長丁場となりましたが、市民の皆様にも大勢のご参加をいただき誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。改めて、安曇野赤十字病院に対する皆様の期待の高さを実感いたしました。これからも皆様の期待を担う病院として職員一丸となり努力し続けますのでよろしくお願いいたします。皆様からのご意見もお待ち申し上げております。