平成18年度 医療安全管理研修会報告

 平成18年8月10日に本年度の医療安全管理研修会を行いました。講師は当院副院長の中野武先生と弁護士の北澤龍也先生にご講演いただきました。中野先生は「紛争回避に向けて」について、医療を取り巻く社会の変化、医療安全管理で行うマネジメントとして、セイフティーマネジメント、リスクマネジメント、クライシスマネジメント、コンフリクトマネジメントについてお話をいただき、コンフリクトマネジメントについては詳し<解説していただきました。

 北澤先生には「医療紛争(事故)に学ぶ安全管理と記録作成のための着想」について講演していただきました。
冒頭に先生は私の話は文献などから得たものではなく、自分が経験したものに基づいた話であることを前置きされて講演が始まりました。
それは、人や施設・場所などは全く特定できないが、まさに裁判の席にいるかのような、まさに救急の処置室にいるかのようなそんな感じを覚える迫力と説得力のあるものでした。
更に、それがテーマ毎に繰り返されて、あっと言う間の2時間でした。
われわれは、講演で聞いた事に加え、それと同時に非言語の部分から学んだ事があり、安全・安心な医療を提供するためにそれぞれの立場で取り組むべき課題(取らなければならない行動・考え方・ものの見方)を学び取れた講演会でした。

 また、今回の研修会は地元安曇野市医師会の先生方の他に、塩筑医師会、大北医師会の先生や、近隣施設のリスクマネージャーの方々にご参加いただきました。
次回もこのような研修会を行い地域の医療関係者と共に医療の安全文化を育てていければと考えております。