就任に当たって

 事務部長 青山 守

  昨年12月に歴史ある豊科赤十字病院の事総部長を拝命いたしました青山守と申します。
  旧豊科町役場に30年余お世話になりましたが、健康・医療に直接携わったことはなく、毎日が発見というような状況であります。
  私事ではありますが、昨年秋、けがで当院に一ヶ月ほど入院しお世話になりました。その時この古くて・狭い療養境境を身をもって体験しました。そんな中、病院ではできるだけ快適な療養環境確保のため様々な創意工夫・やり繰りがこらされ、スタッフは患者様本位の医療に努力していることがうかがえました。また、病院には昼夜を問わず救急車で患者様が搬送されてきており、救急医療への取り組みの大切さも実感いたしました。
  しかし、少子高齢化が進み、国・地方の危機的な財政状況の中、医療を取り巻く環境は、医療サービスを必要とする患者様・ご家族、それを提供する病院側、双方にとって大きく変わろうとしています。
  これからの医療は、病院・診療所・行政・関係機関が一体となり地域全体として考える必要があるといわれております。
  安心・安全な地域を目指す上で、中核的病院として当院の果たす役割は大変大きなものがあります。また、大規模な災害・事故が後を絶たない中、災害救護も公的病院である赤十字病院の大きな使命であります。
  地域医療の充実、災害救護活動の上からも新病院の建設が急がれます。
  地域住民の皆様の安心・安全のご要望に応えた病院建設は、院長を始め全職員の切実な願いであります。微力ではありますが、職員と一体となってこの目標に取り組んでいきたいと考えております。