放射線科だより

レントゲンとX線の違いについて

 「レントゲン」と「エックス線」は同じです。「レントゲン検査」・「X線検査」も全く同じ意味のものです。1895年(明治28年)、ドイツのレントゲン博士によって発見されたエックス線は彼の名前から「レントゲン線」と呼ばれることもあります。発見したレントゲン博士は、目に見えない不思議な光線という意味から「X線」と名づけました。ですから、正式な呼び方は「エックス線」といいます。
 エックス線は、光や電波と同じ電磁波です。エックス線が人体を透過する性質を利用して、医療に役立てているのがエックス線検査です。エックス線検査には写真を撮る為の「エックス線撮影」、人体を透過させたエックス線をコンピューター処理して断面画像にする「エックス線CT検査」などがあります。医療でのエックス線検査は、検査を希望する人や検査の必要な人にして、医師や歯科医師がその人に最適で必要最小限の検査内容と判断し、行われるものです。検査を受ける人の病状などを知ることで、その人の利益になるように利用されています。また、医師などと連携をとっている診療放射線技師という専門家が、安全で正確な検査が行えるように従事しています。ですから、安心して検査を受けてください。