着任のご挨拶

事務部長   藤田 昌弘

 このたび、4月1日付をもちまして安曇野赤十字病院事務部長に着任いたしました。前任者同様、宜しくお願い致します。
 当院赴任前の3月11日には、宮城県三陸沖を震央とする東日本大震災により、広い地域にわたって未曽有の被害をもたらし、福島県の原子力発電所の損壊による放射能汚染の影響と相俟って、現在も多くの方々が長期的な避難生活を強いられております。当時、日本赤十字社本社に在職していた私は、災害対策本部設置に伴い、特別勤務体制の敷かれた業務班員の一員として、全国の赤十字病院救護班の派遣等の業務に携わってきました。
 当院の救護活動は、これまでに石巻赤十字病院に救護班を順次派遣して医療救護活動を行い、その後も医師、看護師を同院の救急部門診療支援等のために派遣したほか、3月12日未明に発生した長野県北部を震源とする地震により、家屋や道路などで被害の大きかった栄村では2千人を超える住民に避難指示が出され、当院から救護班1班を派遣したところです。
 近年、病院経営は非常に厳しい環境にありますが、地元、近隣自治体をはじめ地域の皆様の多大のご支援により新しい病院建物が完成し、医療の提供体制等もより充実されたことから、院長はじめ全職員とともに赤十字病院としての使命を果たしつつ、地域に愛される病院づくりに努めてまいる所存です。
 地域の皆様の今後のご支援、ご指導を重ねてお願いし、着任のご挨拶と致します。